当社では、ネスレ日本株式会社広田工場様に、平成5年5月、氷蓄熱冷水設備(エコアイス)を導入いたしました。
本設備のしくみを簡単にご紹介します。 まず、深夜電力(PM10時より翌朝AM8:00)を使用して、三菱電機半密閉冷凍機75KW(100馬力)を運転します。
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設置されている冷凍機 |
熱交換器ユニット |
この冷凍機で冷媒を熱交換器ユニット4機に循環させ、水槽内を冷却します。
このユニットは全長2500mの亜鉛引鋼管25.4Aを使用し、水槽内(保温付開放水槽)に挿入されています。
最後に、このユニットで1インチの鋼管の外径約34mmに直径100mmの氷を着氷させこれを昼間解かしながら使用します。
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水槽内の氷が付着する様子 |
このシステムにより最終的には年間電気使用量を約100万円節減することに成功しました。
本機は平成5年施工当時、氷蓄熱設備といわれていましたが、現在では各電力会社ならびに各メーカーがエコアイスと銘打って展開しています。まさにエコアイスは当社が手がけた氷蓄熱設備のミニ版であります エコアイスは5馬力クラスから製品として売り出されています。単純に言えば10馬力クラスで、年間10万円コストダウンできるのは、エコアイスをおいて外にないといえるでしょう。
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●冷凍機・コンプレッサーのオーバーホール作業中
posted by 淡路空調Web管理者 at 12/22
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氷蓄熱冷水設備(エコアイス)