HACCPとは? |
HACCPをご存知ですか? HACCPとはNASAなどが開発した衛生管理の手法です。 従来の食品等の生産現場では、最終製品抜き取りによる”菌数管理”いいかえれば<結果管理>が行われていました。この方法では不良品が出荷されやすいという欠点があります。 それに対し、HACCP方式では、工程中での”温度””時間”等のパラメーター管理を行う言わば<リアルタイム管理>方式になります。そのため不良品が出荷される割合が少なくなります。 |
いまなぜHACCPなのか? |
HACCPが我国で広まるまでの過程をみてみましょう。 まず、1993年にFAO/WHOがHACCPのガイドラインを示しました。 それを受けて、アメリカでは水産や食肉の生産現場で、1995年頃よりHACCPの導入が始まりました。 同時にEU諸国でも、水産、食肉、乳製品、等の分野でやはりHACCPの導入が始まりました。 その後はカナダ、オーストラリア、ニュージーランドランド等の諸国が次々と導入に踏み切りました。 我国では、平成7年のPL法の導入に伴い、品質管理への要望が高まり、その後、O−157事件の衝撃により、HACCPへの関心が高まりました。法的には、1996年に食品衛生法が一部改正され、HACCP認証制度がスタートしました。 |